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人間失格 太宰治 新潮文庫 1948年刊
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店長おすすめ本
弱さを告白した人を、私たちはなぜ読まずに居られないのか。
太宰治『人間失格』は、「救いのない人間の告白」として語られることの多い作品です。実際、そこに描かれているのは、弱さから抜け出せない一人の人間の姿であり、読後に明るさが残る物語ではありません。それでもこの本が、時代を越えて読みつがれてきたのはなぜなのでしょうか。
それは、弱さを隠さず、取り繕わず、それでも正直であろうとし続けた太宰治という存在に、私たちがどこか言葉にできない「愛しさ」を感じてしまうからなのかもしれません。
『人間失格』を「ダメな人間の物語」として消費するのではなく、この告白がなぜ文学として成立し、今も読み継がれているのかを考えるために、副読本を添えました。
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