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日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで 磯田道史 2022年刊  中公新書

日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで 磯田道史 2022年刊  中公新書

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店長おすすめ本

江戸を知る前に、江戸の見え方が変わる。磯田通史の真骨頂が詰まった一冊。

江戸三部作の第一作として最もおすすめしたい一冊です。

著者は、古文書の埃と格闘しながら、きわめてアナログな手法で史料を一つひとつ集め、日本史の奥底に埋もれた断片を丁寧に掘り起こしていきます。磯田氏はかつて、「自分にとって古文書は、新聞を読むのと同じ感覚で読めるものだ」と語っています。本書を読むと、その言葉が決して誇張ではないことがよく分かります。

教科書や通史では触れられない「細部」に光を当て、「真実は細部に宿る」とでも言うべき姿勢で、史料の行間から歴史の実像を立ち上げていく。その徹底した史料主義こそが、本書の最大の魅力です。

「信長の遺体の行方」「忍者のミッション・インポッシブル」「日本人はどのようにちょんまげをやめたのか」など、扱われるテーマは軽妙なものから重厚なものまで幅広く、いずれも独特の切り口で読者を強く引き込みます。

古い蔵の中で史料と向き合う著者の姿が目に浮かぶようで、史料を読む面白さ、日本史の厚み、そして「歴史の見え方が変わる感覚」を存分に味わえる一冊です。

江戸という時代に足を踏み入れる、最初の一冊として最適です。





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